守破離の発想とは?


おかげさまで5月は、既に新規運送業許可のご相談が10件を超えました!

unso-aichi

 

運送会社に必要なこと。守破離とは?

 

「守破離」

この言葉、皆さんもご存じだと思います。諸説ありますが、あらゆる道の修行における順序段階の教えです。

 

は、師から教えられた、形や技を忠実に守り、そこからはずれないよう修行する。

 

は、形や技を身に付けたら、それを更に洗練させ他流の良いところを取り入れ、自己が守ってきた形や技を少しずつ破っていく。

 

は、守にとらわれず、破を意識せず、独自の新しい道を生み出していく。

 

 

簡単にいうと、物事を始めるときは型を忠実に身に付け、それが出来たら少しずつ型を破っていき、そして独自の型にしていくということです。

 

 

私は、ビジネスにおいても、この発想すごく大事だなと思っています。(もちろん、その業界の事を知らないから枠にはまらない発想で成果が出せる場合もあります。)

 

しかしながら、経営や事業継続という意味ではやはり守破離が大切なんだと感じています。

 

守破離が大切なわけ

なぜ、この話をするかというと・・・

昨日も新規で運送業許可を取得したいという方からご連絡があり、お会いしてお話を伺いました。

 

「これまで配達業務をやっていたがうまく運営できていない。運送業許可を取って何としてでもビジネスを成功させたいんです。とにかく運送業許可が取りたい。」

 

 

そんな意気込みを語ってらっしゃいました。私は、そういう方はとことん応援させていただきます。

 

 

しかし

 

「トラックは申請上の駐車場所在地である名古屋市内には置かず、50㎞離れた三河方面に停める予定です。」

 

 

・・・

 

 

この方のように、いきなり守破離の「破」や「離」から入っていこうとする人が結構な確立でいます。

 

 

入口である許可申請の段階で型(=申請要件)を守らないのでは先が思いやられます。

 

 

 

この考え方で参入した人が運送業の運営において守破離ができるとは思えないわけで。

 

 

 

武道の修行をしているわけではないので、100%忠実に型を守る必要はありません。しかし、まずは型を守ろう、でもそれでは申請が難しいから何かいい方法ない?

 

 

そんな思考になって頂ければ、許可取得もスムーズにいくし、事業運営においても、監査にビクビクすることなく健全な経営ができると私は考えます。

 

 

これから起業して運送業に新規参入する方は、まずは型も守るところから入ってみてはいかがでしょうか。

denwa

5月は、既に新規運送業許可のご相談が10件を超えました!

 

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