我々はお互いに「育み」あっているんです


ゴールデンウィーク中に、新規運送業許可を取りたいというお客様の元へ向かいご依頼いただきまました。

 

・・・しかし、その後何度連絡しても電話がつながりません。複雑な気持ちです。

 

 

かと言って、「なんでやねん」とお客様に腹を立てても何も解決しないわけで。

 

 

こうした時に、外側(お客様)にベクトルを向けるのか、内側(自分)にベクトルを向けるのかで、フィードバックできるものが変わってきますよね。

 もちろん、内側に向かって原因を探った方が、プラスのフィードバックが得られます。

 

失敗を次の成功へ役立たせるために

■今回の件で言うと、社長としか話をしなかったけど、キーマンは実は奥様だったかも。

→次回からは夫婦でいらっしゃるお客様には必ず3人で話しよう。

 

■お願いしますと言われたその時に業務委託契約をかわすべきだったかも。

→次回からは、業務委託契約書を持参して商談に行こう。

 

など、仮説をたてて次回からの商談にフィードバックしていきます。

 

 

ビジネスをやっていると常にお客様がフィードバックしてくれます。

  • なぜ、あの人は私に依頼してくれたのか。
  • なぜ、商談がうまくいかなかったのか。
  • なぜ、依頼後に連絡が取れなくなったのか(苦笑)。

 

上手くいった時も、いかなかったと時も、常にお客様が我々を教育してくれているんですね。

 

 

この逆もあるわけで。

 

お客様に知らず知らずに自分が影響を与えている場合もあります。何気なく言った、一言に妙に納得して「あーその考え取り入れてみよう」とか「川合さんはそんな営業方法取っているんだ。ウチもやってみよう」とか。

 

 

お互いに育みあっているということなんですね。

 

 

会社組織もお互いが育みあっている

 

会社組織も同じです。運送会社さんにおいては、例えば

  • なぜ、あのドライバーは労働組合に入ってしまったのか?
  • なぜ、あのドライバーは何度も事故を起こすのか?
  • なぜ、あのドライバーは文句を言わず、どこでも走ってくれるのか?
  • なぜ、あのドライバーは社長の私を人一倍慕ってくれるのか?

 

 

ポジティブな事も、ネガティブな事も

全てドライバーさんが教えてくれていますね。

 

ですから、本人に聴けるものは聞いて、仮説を立てるものは立てて。常にフィードバックしていくことができます。

 

そして、なにげに社長さんが言った一言に影響を受けているドライバーさんもいるし、社長さんの価値観に共鳴して、その価値観を自分に取り入れている人もいるでしょう。

 

 

 

ビジネスにおいてもプライベートにおいても、常に人間関係は互いに影響を与え「育みあっている」。

 

こう考えれば、自分を律することもできるし、何が起こってもフィードバックなんだととらえることができますね。

 

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