今日のお昼に福岡で、トラックが大きな事故を起こしていますね。画像を見ると横転・炎上していますから、自動車事故報告規則で定める「重大事故」に該当します。支局への速報の対象です。
こういった報道を見ると、他人ごとではないと感じる事業者様も多いはず。
重大事故を起こした場合のリスクは、行政処分だけではありません。
- 社会的信用の失墜
- 得意先との取引停止
- 荷主への賠償
- 被害者への賠償
- 保険料の増加
などが考えられます。
さらに、過積載や過労運転を社長や運行管理者、安全管理者が容認して運行させていた場合は懲役や罰金の対象になります。
中小運送事業者さんなら事業継続が困難になってもおかしくありません。
我が社の安全対策は大丈夫ですか?
重大事故を起こした運転手を解雇して、その後、安全会議も行わず、運輸局から改善報告書の記載例が送られてくるまで何も行っていない。
実際に、こういった運送事業者さんが結構います。
事故を起こした運転手を解雇しただけでは何も改善されていません。その事故を、どう受け止めてどんな対策を講じていくのか。ドライバーに何をどうやって、いつまでに伝えるのか。
「運輸安全マネジメントがあるのは知っているけど、そんなの導入してるヒマがないんです。」
そう言って日々の忙しさに追われている運送事業者さんはかなり危険です。
社会的に重大な責任を負ってトラックを走らせている会社なんだ。そういった自負がないと、表面上の安全対策だけで終わってしまいます。
10年先、20年先も事業継続したいと考えていらっしゃる運送事業者様は、今一度、事故を起こさないための安全管理や教育指導とは何かを考えてみてはいかがでしょうか。
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