アクセル踏んだらわかること


昨日は、愛知県のみよし市に看板を設置してきました。

 

なぜ、行政書士が看板?

と思われるかもしれませんね。

 

 

自治体によって、土地利用に関してさまざまな条例があります。みよし市は「まちづくり土地利用条例」というものがありまして。

ザックリ言うと、「市で定めた土地を利用する際は、きちんと条例に定めた手続きを取ってくださいね」というものです。

 

 

自治体が条例で定める都市計画法のようなものですね。

 

 

今回は、運送業に使用する駐車場から15m圏内の土地・建物所有者の方に、駐車場使用に関して意見を聴取してください。そして、駐車場に事業者名など記載した看板の設置、さらに開発計画書を市に提出し、1ヶ月間の縦覧期間が必要となります。

 

 

この案件で、「三角スケール」というものが世の中に存在する事を知りました!

これを使えば、公図から15m圏内がどこまでなのか超簡単に図れます。

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仲のいい土地家屋調査士さんに教えてもらったんですが、便利なものがあるもんですね。

やっぱり「知る」と「知らない」とでは、思考や行動が変わるもんだなと痛感しました。

 

 

そんな新発見もあったのですが、難航していることもあります。

 

 

それは、近隣住民の方への意見聴取です。

 

公図で地番を拾って、登記簿を取得し、所有者の電話番号を調べてアポを取り、ご意見を伺いに行くんですが・・・

 

 

電話でアポ取るさいに、まず営業マンと間違われる。ですから相手の対応がめちゃくちゃ厳しいです。土地持ちの方のところには、よく売買に関する営業が来るようで警戒されるのもごもっともですが。

もし、自分のところに見ず知らずの「行政書士」を名乗る男から突然電話かかってきても警戒しますからね。

 

 

 

みよし市の「まちづくり土地利用条例」は初体験だったので、最初はえらい難しそうだなと思いました。経験したことのない事を行うのは誰しも不安になるものですからね。

 

 

しかし、行動してみるとその不安は「思い込み」だったことを実感します。

 

想像していたよりも、事はスムーズに運んでいます。

 

これから、運送業許可を取得したいけど、不安な事がある。そういう方は、ブレーキではなくアクセルを少し踏んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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