我々は、日々インターネットやメディアを通して色々な情報に接して「この考えは受入れられる」「この考えは好きじゃない」と判断します。
「好きじゃない」は言い方を変えると「正しくない、間違い」という事ですよね。
この正しいか、間違いかの判断基準。これがクセモノなんです。
なぜなら、正しい間違いは我々がこれまでの経験で培った「心地よさや慣れ」が基準になっているからです。
冷やし中華にマヨネーズはありえない?
例えば私の地元、名古屋では冷やし中華にマヨネーズをかけて食べるのが定番です。これを埼玉や北海道の人が見たら、「ありえない」となる確率が高い。
自分が経験や習慣として持っていないため「それはないでしょ」となるわけです。
もう一つ例を挙げると
動物のシマウマは我々日本人には一般的に白地に黒のシマ模様と考える人が圧倒的に多い。これをアフリカ人に言ったらどうなるか?
アフリカ人は、シマウマは黒字に白のシマ模様という考えが浸透しているから「日本人、お前は間違ってるよ」となります。
つまり、正しい間違いの絶対的な判断基準はないわけということです。
※法律違反となるようなことは別です。
我々がジャッジする「正しいか悪いか」は経験や慣れがもたらす感覚であり、慣れ親しんだことが心地よく感じる。心地いいから正しいと思うということです。
自分にとって心地いい方が精神的に安定できますからね。そもそも人間は精神的な安定を求めるようにできているそうですから仕方ありません。
しかし、ビジネスをやる上で、現状の心地よさから抜け出して一歩踏み込めるかどうかがすごく重要だと思うんです。
例えば、中小運送事業さんが
- 得意先にニュースレターを送ってみる。
- 会社案内を創ってみる。
- 営業マンを雇用してみる。
そんな事やってられないよ!
そう思ったら、その判断基準が現状の心地よさから抜け出したくないという感覚から来ていないか、一度考えてみてはいかがでしょうか。
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